数学を大好きになろう!

一児の母が、東京都江東区にて数学教室を開いています。こちらは下書きに使っています。

数学課題図書のお知らせ

たくさんの生徒さんたちと接する中で、数学の解法を教えることよりも、数学への興味を引き出すことが点数にも直結していくことを実感しています。

特に高校数学はだんだんと難易度も上がり、
「一応解けるけど、なんのためにやっているのかわからない・・・」
なんてことに陥りがちです。
(高校時代の私のことです。)

例えば指数対数が生み出された背景や、微分積分がどのように役立っているのかを知るだけで、数学へのモチベーションがグンと上がるのです。
しかし学校では、そういうことを教わる時間がないというのが悲しい現実です。

というわけで、なんば数学教室では様々な角度から数学にアプローチすべく、
定期テスト後限定ですが、数学関連の課題図書を取り入れ、お題を用意し、作文を書いてもらうことにしました。
※本はもちろん貸出可能です!

10月は中間テストの季節ですよね。先日、さっそく導入してみました。
生徒さんには、この本を読んで「古代ローマの先人たちが0を生み出すのにこんなに苦労したとは知らなかったです。彼らの努力のおかげで、今私たちが豊かな生活が送れていることに感謝したいです。」なんて言ってもらえて嬉しい限りです。
今のところ、課題図書は私の独断で12冊ご用意していますが、私も勉強を重ねて参りますので、これから徐々に増やしていきたいと思っています。

最終的には、前にご紹介したフェルマーの最終定理を読みこなせるようになってもらいます。

このメリットは数学への興味を引き出すだけではありません。小論文を入試に取り入れている大学もたくさんありますので、自分が読みたくて手に取ったわけではない文章を読み、自分なりの考えを書き出すという習慣は必ず役に立つことがあるはずです。

前回のブログで、やりたいことを消化しきれていないなんてかいてしまいましたが、実は、これのことです。(他にもありますが。汗)
課題図書の取り組みをホームページのトップにも載せたいのに、なかなか時間がとれておりません。
まずは、ブログコーナーにてお知らせといたしました。